IFSCアジアユース選手権（中国・重慶）2023 ボルダー・リード派遣選手選考基準

1. 権限の所在および決定の方法

国際競技大会に派遣する日本代表選手を選考する最終的な権限は公益社団法人日本山岳･スポーツクライミング協会（以下「当協会」という。）にある。選考は、以下の基準に基づき、強化委員会が推薦し、常務理事会で承認することによって決定する。

リードおよびボルダー種目において国際的に活躍が期待できる選手をユース日本代表選手として派遣する。
※今大会は、派遣費用（参加費・宿泊費・交通費等）は全額個人負担とする。
選考された選手は、当協会が定める規程やルールを遵守すること。

該当種目の2023年国内選考大会に参加していること。

2023年国内選考大会の結果をもとに、男女各年齢別グループ（以下、カテゴリーとする）最大3名ずつ選考する。
※本大会は、IFSC枠適用対象外のため、IFSC枠保有選手による追加選考は行わない

U18（ユースA）・U20（ジュニア）
- LYC2023およびBYC2023の各カテゴリー優勝者
- (ア)を除き、LYC2023およびBYC2023両大会に出場している選手のうち、B&Lポイント（注）の上位者から順に選考人数を満たすまで選考する。
※辞退等の理由により選考人数の枠が満たされない場合は、選考人数を満たすまで選考する
【注】
- B&Lポイント＝「ボルダーポイント」+「リードポイント」
- LYC2023およびBYC2023の順位に準じた順位ポイントを加算し、そのB&Lポイントを用いて決定する。なお、両大会へ出場した選手のみに順位ポイントは与えられる（ポイントはIFSCルールp.85, Annex 3を参照）
※①(ア)と(イ)で選考された選手は、本大会の両種目に出場すること
※U18（ユースA）およびU20（ジュニア）の選手のみBoulder & Lead Finalに出場できる
U16（ユースB）
LYC2023およびBYC2023より選考されたユース強化選手のうち、上位選手より優先的に各種目それぞれの選考人数を満たすまで選考する。
※辞退等の理由により選考人数の枠が満たされない場合は、強化選手より下位の選手からの繰り上げ選考は行わない

派遣選手については、大会開催20日前を目処に決定し、大会開催前までに当協会ホームページにて公表する。