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公益財団法人日本スポーツ仲裁機構による仲裁判断について

2026年8月30日
公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会

2026年8月17日、スポーツクライミングの競技者である申立人から公益財団法人日本スポーツ仲裁機構(以下「JSAA」といいます。)に対し、当協会を被申立人とする仲裁の申立てがなされました。
同仲裁事案について、8月27日にスポーツ仲裁パネルで審問が行われ、8月28日、JSAAより次のとおり仲裁判断の骨子の通知がありました。


仲裁判断の骨子

主文

本件スポーツ仲裁パネルは次のとおり判断する。

  1. 被申立人が2026年6月10日付文書で行ったワールドクライミングシリーズ後半戦の日本代表選手選考基準を変更する決定を取り消す。
  2. 仲裁申立料金55,000円は、被申立人の負担とする。

本件は緊急仲裁手続きであるので、スポーツ仲裁規則第50条第5項に基づき、以下に理由の骨子を示し、規則第44条に基づく仲裁判断は、後日作成し、申立人及び被申立人に送付する。


当協会は、ワールドクライミングシリーズ後半戦の派遣選手について、同仲裁判断の趣旨に従い、当初1月8日に公表した選考基準及び仲裁判断において示された解釈に基づき改めて選考することを、8月28日常務理事会で決定しました。
今回の選考基準の問題を巡り、人生を懸けてスポーツクライミング競技に挑んでいる選手達及びその関係者に多大な不安を与え、遠征計画等に関して大きな混乱を生じさせてしまっていること、更に選考の透明性に対する不信感を招いた事実について深く反省し、今後早急に改善を行って参ります。