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スポーツクライミング第6期JMSCAパリオリンピック強化選手選考基準について

1.権限の所在

JMSCAオリンピック強化選手を選考する最終的な権限は公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(以下「当協会」という。)にある。選手の選考は、以下の基準に基づき、強化委員会が推薦し、常務理事会で承認することによって決定する。

2.第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)における強化目標及び選考方針

  1. 第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)において金メダルを含む複数メダルを獲得することを目的とし、国際競技大会で決勝進出などの経験を持つ選手を選考する。
  2. 国際競技大会においてB&L(ボルダーとリードの複合)種目またはスピード種目で世界のトップ選手達と戦える競技力を持つ選手を世界ランキング上位者または国内外の大会の上位者から選考する。

3.選手の義務

  1. 法令、当協会及び関係団体が定める規程やルールを遵守すること。
  2. 強化委員会がJMSCAパリオリンピック強化選手に対し指定した大会・合宿・練習会・研修会等に可能な限り参加すること。
  3. その他、強化選手としての自覚を持ち、強化委員会の指示等に実直に対応すること。

4.B&L種目大会等の派遣選手について

  1. B&L種目の大会とは、IFSCクライミング世界選手権2023(2023年8月・スイス)、第 19 回アジア競技大会(2022/杭州)(2023年9-10月・中国)などの大会を指す。
  2. 派遣選手の選考
       
    1. 第 19 回アジア競技大会(2022/杭州)アジア競技大会への派遣は第6期JMSCAパリオリンピック強化選手のランク上位選手より順に各大会の参加人数を満たすまで選手を派遣する。また優先順位の次選の選手1名を補欠選手とする。
      参考)派遣選手数はB&L種目男女2名ずつ、スピード種目男女1名ずつの予定
    2. IFSCクライミング世界選手権2023 は、現時点で大会参加選手数、参加要件などが未定である。これら詳細事項の決定後に本選考基準を改定し公表する。

5.B&Lポイントについて

  1. 「ボルダージャパンカップ」「リードジャパンカップ」の順位に準じた順位ポイントを加算し、そのB&Lポイントを用いて決定する。なお、両大会へ出場した選手のみに順位ポイントは与えられる。
    B&Lポイント = 「ボルダーポイント」+「リードポイント」
    • 順位ポイントは下部の参考を参照
    • 順位の場合は、平均値をポイントとする。
      例)3位が2名の場合は、690(3位)+610(4位)/2名で650ポイントとなる。
  2. 複合ポイントが同ポイントの場合は、各選手のボルダー、リードの両種目の順位ポイントを比べ、最高順位ポイントの高い選手を上位とする。
    【例】同ポイントが2名のこの場合では、選手Aが順位は上となる
    選手 ボルダー リード B&Lポイント
    選手A 1000pt(1位) 300pt(12位) 1300pt
    選手B 610pt(4位) 690pt(3位) 1300pt
  3. 1、2でも順位が決定しない場合は、B&L(コンバインド)ジャパンカップの順位の高い選手を上とする。

6.第6期JMSCAパリオリンピック強化選手について

  1. 第6期JMSCAパリオリンピック強化選手は2023年4月1日から2023年11月30日までの期間を対象とする。
  2. 第6期JMSCAパリオリンピック強化選手については、当協会登録選手規程に従いA登録をしている選手の中から、以下の基準により選出し、各種目において基準となる実績によって以下のようにランク分けをおこなう。
【B&L種目】
ランク 基準となる実績 選手への特典
Sランク 1)B&Lジャパンカップ2023の1位
2)ボルダー及びリードジャパンカップ2023のB&Lポイント1位 ※1
第19回アジア競技大会(2022/杭州)へ最優先で派遣する
Aランク 3)B&Lジャパンカップ2023の2位
4)ボルダー及びリードジャパンカップ2023のB&Lポイント2位
第19回アジア競技大会(2022/杭州)へ1)2)に次ぎ派遣する
Bランク 5)B&Lジャパンカップ2023の3位
6)ボルダー及びリードジャパンカップ2023のB&Lポイント 3位 ※2
第19回アジア競技大会(2022/杭州)へ1)2)に次ぎ派遣する
  • ※1 複数の選手がいた場合には、ワールドカップ順位でB&Lポイントを算出し、ポイント上位の選手から順に大会派遣選手を選出する。ただし、参加大会の申込期限までの大会成績を対象とする。
  • ※2 6)で参加枠を満たさない場合は、B&Lジャパンカップの4位以下の選手から順に選出する
【スピード種目】
ランク 基準となる実績 選手への特典
Sランク IFSCまたはJMSCAが主催・共催・公認するスピード種目の大会において、男子5. 39秒以内、女子7. 29秒以内の記録を持つ選手 第19回アジア競技大会(2022/杭州)へ最優先で派遣する
Aランク 1)IFSCまたはJMSCAが主催・共催・公認するスピード種目の大会において、男子5. 59秒以内、女子7.59秒以内の記録を持つ選手
2)IFSCスピードワールドカップ2023で6位以内の成績を収めた選手
・Sランクに次ぎ第19回アジア競技大会(2022/杭州)へ優先で派遣する(参加枠を満たすまで)
Bランク 3)IFSCまたはJMSCAが主催・共催・公認するスピード種目の大会において、男子5.79秒以内、女子7. 89秒以内の記録を持つ選手
4)スピードジャパンカップ2023 1位
・Aランクに次ぎ第19回アジア競技大会(2022/杭州)へ派遣する(参加枠を満たすまで)
  • 第19回アジア競技大会(2022/杭州)の選手選考については2023年4月30日時点で最上位の記録の選手1名を選出する
  • 記録については、IFSCまたはJMSCAが主催・共催・公認するスピード種目の大会を対象とする(2023年3月から6月末までの期間)
  • 同じランク同士の選手についてはより速い記録を持つ選手から選出する

7.その他

(1) IFSCルールの変更等があった場合には、選手選考基準も準じて改定をおこなう場合がある。
(2) 現在大会要項が公表されていない大会については、公表後に選手選考基準を追記する場合がある。

〈参考〉 順位ポイント