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2019年度スポーツクライミング国際競技大会ユース派遣選手選考基準 ~アジアユース選手権大会(中国およびインド)~

1.権限の所在及び決定の方法
国際競技大会に派遣する日本代表選手を選考する最終的な権限は公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(以下「当協会」という。)にある。派遣選手の選考は、以下の基準に基づき、強化委員会が推薦し、常務理事会で承認することによって決定する。

2.選手選考方針
(1)大陸別ユース選手権大会等で各カテゴリー全ての年齢別グループで優勝し、IFSC枠を多く獲得することで恒久的に多くの日本選手が世界で活躍できる場を創り出す。
(2)ユース日本代表として十分な実績を持つ選手及び今後の活躍が期待される選手の中 から選考する。
(3)単種目およびコンバインド種目において活躍が期待できる選手を最優先に強化委員会が推薦し選考する。

3.選手の義務
当協会が定める規程やルールを遵守すること。
選考された選手は、
① 2019年アジアユースコンバインド選手権大会(2019年11月14~17日、中国・重慶)においてコンバインド種目(スピード、ボルダリング、リード)に参加すること。
② 2019年アジアユース選手権大会(2019年12月12~15日、インド・バンガロール)においてリードとボルダリングは参加すること。スピードの参加は任意とする。ただし、複合(複合ポイント最小者)で選考された選手は、3種目全てに参加すること。

4.選考対象資格
①2019年12月31日の時点で以下の年齢であること。
  • ユースBは、14歳または15歳であること。
  • ユースAは、16歳または17歳であること。
  • ジュニアは、18歳または19歳であること。
②当協会登録選手規程に従い、A登録をしていること。

5.2019年アジアユース選手権大会 代表選手選考基準
① 2019年国内選考大会等
a.スポーツクライミング 第5回ボルダリングユース日本選手権倉吉大会(2019年5月18~5月19日、鳥取)
b.2019年JMSCAスピード記録会(2019年3月4日から2019年5月4日まで計10回実施)または公認スピード記録(2019年5月13日まで)のベストタイム
c.スポーツクライミング第22回ジュニアオリンピックカップ南砺2019(以下JOC2019、2019年9月14日~16日、富山)
② 国別枠について
各種目において、各年齢別グループ(ジュニア、ユースA、ユースB)男女最大3名ずつ。
③ 2019年国内選考大会等による選考
派遣選手は、②の範囲内で以下の順に優先的に選出する。
a.2019年ユース日本代表選手(計18名)
※世界ユース2019に派遣したIFSC枠保有選手および追加・単種目派遣選手を除く
男子女子備考
ジュニア田中修太樋口結花リード優勝者
小西桂中村真緒ボルダリング優勝者
天笠颯太黒岡水夢複合ポイント最小者
ユースA百合草碧皇森秋彩リード優勝者
川又玲瑛菊地咲希ボルダリング優勝者
竹田創平野夏海複合ポイント最小者
ユースB吉田智音小池はなリード優勝者
関口準太中川瑠ボルダリング優勝者
上村悠樹小倉紗奈複合ポイント最小者
※背景水色は複合で選考された選手

b.上記(③a.)の選手が参加できない場合の補欠候補選手
b-1.アジアユースコンバインド選手権大会(2019年11月14~17日、中国・重慶)
① a、b、cの順位の乗算ポイントの少ない者より順に選考する。
複合ポイントが同ポイントの場合は、その選手同士の①a、b、cごとに順位を比べ、より多くの種目で上位となった種目数の多い選手を上位とする。
b-2.アジアユース選手権大会(2019年12月12~15日、インド・バンガロール)
JOC2019(①c)において、③a.を除く各カテゴリー年齢別グループの最上位者のみ選考する。
④ アジアユースIFSC枠保有選手による選考
上記の派遣選手に加えて、2018年アジアユース選手権大会(中国・重慶)の実績によるIFSC枠保有選手(別紙)は、獲得した種目のみ参加できる。なお、③と④で重複する選手における追加選考は行わない。
IFSC枠については、2018年はコンバインド大会が実施されなかったため、アジアユース選手権大会(2019年12月12~15日、インド・バンガロール)のみ適用される。
⑤ その他
IFSCルールが変更された場合及び大会要項の変更があった場合には、選手選考基準も準じて改定をおこなう。

6. 決定時期
2019年9月下旬

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