1 権限の所在及び決定の方法
JMSCAオリンピック強化選手を選考する最終的な権限は公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会にある。選手の選考は、以下の基準に基づき、強化委員会が推薦し、常務理事会で承認することによって決定する。
2 JMSCAオリンピック強化選手の目標
- 東京2020オリンピック競技大会において金メダルを含む複数メダルを獲得する。
- 世界選手権大会及び大陸別選手権大会等で優勝し、IFSC枠を多く獲得することでより多くの日本選手がオリンピック選考大会に挑み、最大参加人数の選手を東京2020オリンピック競技大会に出場させることを目指す。
3 JMSCAオリンピック強化選手 選考方針
- 複数の種目において国際競技大会で入賞以上の実績を持つ選手を選考する。
- 国際競技大会において複合種目で戦える競技力を持った選手を国内選考大会の上位者から選考する。
- ユース日本代表選手で国際競技大会において複合種目で実績を持つ選手を選考する。
- 第3期JMSCAオリンピック強化選手は2019年3月31日までの期間を対象とする。
4 JMSCAオリンピック強化選手の義務
- JMSCAが定める規程やルールを遵守すること。
- 強化委員会がJMSCAオリンピック強化選手に対し指定した大会・合宿・練習会・研修会等に参加すること。
- その他、強化委員会の指示に従うこと。
5 第3期JMSCAオリンピック強化選手について
- 東京2020オリンピック競技大会でメダルを獲得するために公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会が最優先で強化する選手である
- 2018年11月15日より始動する。
6 第3期JMSCAオリンピック強化選手 選手の選考について
第3期JMSCAオリンピック強化選手については以下の基準により選出し、基準となる実績によってランク分けをおこなう。
ランク | 基準となる成績 ※複合種目の結果のみ |
選手への特典 |
---|---|---|
Sランク |
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国際競技大会、強化合宿、強化練習会などに最優先で参加でき、交通費・宿泊費等も最大限補助する。 |
Aランク |
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国際競技大会、強化合宿、強化練習会などに優先的に参加でき、宿泊費等を補助する。 |
Bランク |
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国際競技大会、強化合宿、強化練習会などに参加でき、宿泊費等を予算の範囲内で補助する。 |
7 第4期JMSCAオリンピック強化選手選考基準について
第4期JMSCAオリンピック強化選手は男女6名ずつ以下にする予定であるが、詳細が決まりしだい連絡する。
以上