(2018年10月26日 出場選手の変更)
1. 権限の所在及び決定の方法
本大会への派遣選手の選考についての最終的な権限は公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会にある。選手の選考は、以下の基準に基づき、強化委員会が推薦し、常務理事会で承認することによって決定する
2. 派遣選手数と参加種目について
- 本大会は単種目(リード・ボルダリング・スピード)と複合種目(3種目を一人の選手が行う)が開催される
- 参加者数は各種目に最大で5名のNF枠と別枠でIF枠保持者を加えた選手を派遣
することができる。
- NF枠とは、各大会で各国協会に与えられる参加選手枠のこと
- IF枠とは、直近で開催された世界選手権大会、アジア選手権大会、世界ユース選手権大会、アジアユース選手権大会で優勝した各選手に与えられる参加出場枠のこと。NF枠とは別に出場させることができる
3. 本大会における目標
- 複合種目において金メダルを含む複数メダルを獲得する
- 単種目において金メダルを含む複数メダルを獲得する
4. 選考方針
- 本大会において複合種目及び単種目で戦える競技力を持った選手を、これまでの国際大会の結果などをもとに選考をおこなう
- IF枠を保持している全対象選手を本大会へ派遣することにより日本代表選手を可能な限り多く選考し、日本で開催されるアジア選手権大会を盛り上げ競技の発展及び大会の成功に貢献する
5. 選考対象となる大会等
- 直近で開催された世界選手権大会、アジア選手権大会、世界ユース選手権大会、アジアユース選手権大会
- ただし、アジアユース選手権大会は参加選手申込後(11月1日~4日)に開催されるため、2017年のアジアユース選手権大会の結果が反映される
- IFSCクライミングワールドカップボルダリング2018(第1戦マイリンゲン大会から第7戦ミュンヘン大会まで)
- IFSCクライミングワールドカップリード2018(第1戦ヴィラール大会から第5戦クラーニ大会まで)
6. 選考方法及び派遣対象選手
- 複合種目について
- 複合種目の予選順位は各単種目の順位で決定するため、対象選手は各単種目に出場する
- ボルダリング種目、リード種目及びスピード種目について
- IF枠
直近までの国際大会の成績により「ボルダリング種目」「リード種目」においてIF枠を保持した選手を「該当の単種目」の日本代表選手として選出する
ボルダリング種目対象選手
リード種目対象選手
- 西田 秀聖(世界ユース選手権大会 1位)
- NF枠(最大5枠)
上記の選考をした上でさらに参加可能な出場枠がある場合は、該当種目において世界選手権大会及びワールドカップでおさめた最も成績の良い順位で比較し、上位の順位をおさめた選手から順に最大出場枠数まで選出する。なお、スピード種目についても参加可能な出場枠がある場合にはボルダリング又はリードの対象選手から2018年10月10日時点でのスピード日本ランキングの上位者から順に最大出場枠数(NF枠は最大5枠)まで選出する
ボルダリング種目対象選手
- 渡部 桂太(IFSCクライミング世界選手権2018 ボルダリング4位)
- 倉 菜々子(IFSCクライミングワールドカップボルダリング2018 第4戦 9位)
- 菊地 咲希(IFSCクライミングワールドカップボルダリング2018 第2戦 13位)
リード種目対象選手
- 樋口 純裕(IFSCクライミングワールドカップリード2018 第5戦 3位)
- 平野 夏海(IFSCクライミングワールドカップリード2018 第5戦 6位)
- 栗田 湖有(IFSCクライミングワールドカップリード2018 第4戦 28位)
スピード種目対象選手
- IF枠
男子選手
選手名 | 所属 | 出場種目 | 備考 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
複合 | ボルダリング | リード | スピード | |||
楢﨑 明智 | TEAM au | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 複合(IF枠) |
藤井 快 | TEAM au | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 複合(IF枠) |
原田 海 | 日新火災 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 複合(コンバインド枠) |
楢﨑 智亜 | TEAM au | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 複合(NF枠) |
杉本 怜 | 北海道山岳連盟 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 複合(NF枠) |
高田 知尭 | 鳥取県山岳・ スポーツクライミング協会 |
✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 複合(NF枠) |
緒方 良行 | 神奈川大学 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 複合(NF枠) |
土肥 圭太 | 神奈川県立平塚中等教育学校 | ✓ | ✓ | B: IF枠、S: NF枠 | ||
西田 秀聖 | 私立天理高等学校 | ✓ | L: IF枠 | |||
渡部 桂太 | 住友電装 | ✓ | B: NF枠 | |||
樋口 純裕 | 佐賀県山岳連盟 | ✓ | L: NF枠 |
女子選手
選手名 | 所属 | 出場種目 | 備考 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
複合 | ボルダリング | リード | スピード | |||
野口 啓代 | TEAM au | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 複合(IF枠) |
中村 真緒 | 青山学院大学 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 複合(IF枠) |
野中 生萌 | TEAM au | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 複合(コンバインド枠) |
小武 芽生 | エスエスケイフーズ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 複合(NF枠) |
伊藤 ふたば | TEAM au | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 複合(NF枠) |
高田 こころ | 早稲田大学 | ✓ | B(IF枠) | |||
倉 菜々子 | 私立安城学園高等学校 | ✓ | ✓ | B: NF枠、S: NF枠 | ||
菊地 咲希 | 東京都立世田谷総合高等学校 | ✓ | ✓ | B: NF枠、S: NF枠 | ||
平野 夏海 | 私立国士舘高等学校 | ✓ | ✓ | L: NF枠、S: NF枠 | ||
栗田 湖有 | 私立東京学館新潟高等学校 | ✓ | L: NF枠 |
B: ボルダリング、L: リード、S: スピード
大会概要
大会名 | IFSC-ACC クライミングアジア選手権 倉吉 2018 |
---|---|
会場 | 倉吉体育文化会館(鳥取県倉吉市) |
日程 | 2018年11月7日~11日 |
実施種目 | ボルダリング、スピード、リード、複合(ボルダリング、スピード、リ ード) |