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IFSCクライミングユース世界選手権2023(韓国) リード・ボルダー種目派遣選手選考基準

1.権限の所在および決定の方法

国際競技大会に派遣する日本代表選手を選考する最終的な権限は公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(以下「当協会」という。)にある。選考は、以下の基準に基づき、強化委員会が推薦し、常務理事会で承認することによって決定する。

2.選手選考方針および選手の義務

①IFSCクライミングユース世界選手権の各カテゴリーで優勝し、IFSC枠を多く獲得することで恒久的に多くの日本選手が世界で活躍できる場を創り出す。
②強化選手の中より、国内選考大会の実績をもとにIFSCクライミングユース世界選手権リードおよびボルダー種目にユース日本代表選手として派遣する。
③選考された選手は、当協会が定める規程やルールを遵守すること。

3.選考対象資格

2023年スポーツクライミングユースリードおよびボルダー強化選手

4.2023年国内選考大会

①第11回リードユース日本選手権南砺大会(LYC2023)(2023/5/27-28、富山・南砺)
②第9回ボルダーユース日本選手権倉吉大会(BYC2023)(2023/6/10-11、鳥取・倉吉)

5. 選考人数

IFSC枠保有選手を除き、各種目および男女各年齢別グループ(以下、カテゴリーとする)において最大3名ずつ選考する。

6.選考方法

①LYC2023およびBYC2023より各種目およびカテゴリー別に上位3名を選考する。
※同順だった場合は、最下部に示す優先順の選考方法に沿って選考する
②IFSC枠保有選手による選考
IFSCクライミングユース世界選手権2022(ダラス)の実績によるIFSC枠保有選手は、IFSCルールに従い、獲得した種目のみ参加できる。なお、①で重複する選手がいた場合は、当該種目およびそのカテゴリーにおいて、①を除く最上位者を追加選考する。

7.派遣選手決定および公表時期

派遣選手については、大会開催60日前を目処に決定し、大会開催前までに当協会ホームページにて公表する。

8.その他

  • IFSCルールが変更された場合および大会要項の変更があった場合には、選手選考基準も準じて改定をおこなう。
  • 国際競技大会が開催され、派遣する場合は、外務省海外安全情報や在外公館のホームぺージ等を利用して、派遣先(国・地域)の国際情勢の変化や動向等を注視し、危険度・危機情報を把握したうえ、強化委員会で協議し、派遣規模を縮小する場合がある。
  • 本基準公表時点において、アジアユース選手権およびその他の国際競技大会については内容・日程・場所が未定であるため、詳細が決まり次第派遣選手の選考基準を発表する。
【参考資料】
各種目で同じ順位だった場合の優先について
優先順 ユースB ユースA・ジュニア
1 IFSC枠保有選手及びそれにより追加選考された選手を除く、2022年ユース日本代表(リード・ボルダー)に選考されている選手 IFSC枠保有選手及びそれにより追加選考された選手を除く、2022年日本代表・ユース日本代表(リード・ボルダー)に選考されている選手
2 ・LYC2022
・BYC2022
上記2大会における個人最高順位

※1:1大会のみの出場であっても、出場した大会の個人順位で高い順位を獲得した選手を優先する。
※2:対象選手の2022年度のカテゴリーが異なる場合でも、上記大会における個人順位をそのまま使用して比較する。
・ボルダージャパンカップ2023
・リードジャパンカップ2023
上記2大会における個人最高順位
※2を適用
3 2023年7月に開催される強化練習会において、オンサイトシミュレーションを行い、個人順位の高い選手を優先する。
※3:該当者のうち参加できない者がいた場合は、参加した選手を優先する。