今シーズンのワールドカップシリーズの4戦目であり、インドでは初のワールドカプ開催となるナビムンバイ大会が終了しました。
5月15日の18:30(日本時間22:00)から始まった決勝では、藤井快と野中生萌がダブルで初優勝を飾りました。また先週の重慶大会で優勝した楢崎智亜が準優勝、野口啓代も3位となり、日本人4選手が表彰台に立ちました。 ワールドカップも残り3戦、年間ランキング含め日本人選手の今後の活躍が期待されます。
また、クライミング後進国であるインドでの初開催にもかかわらず、会場全体の演出の質も高く、広い会場を埋める多くの観客が選手たちの一挙一動に熱中し声援をおくりました。これはスポーツクライミングがヨーロッパや北米だけでなく、世界的なスポーツへと急速に発展していることをアピールする機会となりました。
大会リザルト写真提供:日本山岳協会 撮影:水村信二